都道府県の人口密度をひとくち。47都道府県を比べてみた

はじめに

 

日本には47の都道府県があります。

人口の多い都道府県といえば東京都、大阪府、神奈川県などが思い浮かびますが、「人口密度」で比べると順位はどうなるのでしょうか?

 

今回は、2026年1月1日時点の都道府県別人口と、2026年4月1日時点の面積を使って、47都道府県の人口密度を計算してみました。

※人口と面積では基準日が異なります。

 

さらに、

 

  • ・人口密度が高い都道府県はどこ?
  • ・1,000人/km²以上の都府県はいくつある?
  • ・東京都と北海道ではどれくらい違う?
  • ・福岡県と北海道は人口がほぼ同じなのに、なぜ人口密度が違う?

 

といった点も見ていきます。

 

そもそも「人口密度」とは?

 

人口密度とは、一定の面積の中に何人住んでいるかを表す数字です。

 

今回の記事では、

人口密度 = 人口 ÷ 面積

として計算しています。

 

単位は「人/km²」です。

 

例えば人口密度が1,000人/km²なら、1km²あたり約1,000人が住んでいるということになります。

 

2026年の都道府県別人口密度ランキング

 

 

1位は東京都、47位は北海道

 

ランキングを見ると、人口密度1位は東京都でした。

 

東京都の人口密度は、

 

6,399.1人/km²

 

です。

 

一方、最も低かったのは北海道。

 

人口密度は、

 

59.9人/km²

 

でした。

 

同じ日本の都道府県ですが、人口密度には大きな差があります。

 

東京と北海道、人口密度は約107倍

 

ここで東京都と北海道を比べてみます。

東京都は6,399.1人/km²、北海道は59.9人/km²です。

 

計算すると、

 

東京都の人口密度は北海道の約107倍

 

になります。

 

 

東京都の面積は2,199.94km²。

対して北海道は83,422.22km²です。

 

北海道は東京都よりもはるかに広い面積があります。

 

そのため、東京都では多くの人口が比較的狭い面積に集中している一方、北海道では広い面積に人口が分布しています。

 

「人口が多いかどうか」だけではなく、どれくらいの面積に住んでいるのかまで見ることで、地域の違いが見えてきます。

 

人口密度1,000人/km²以上は7都府県

 

次に、人口密度が1,000人/km²以上の都府県を見てみます。

今回のデータでは、47都道府県のうち7都府県でした。

 

  1. 東京都 6,399.1人/km²
  2. 大阪府 4,605.8人/km²
  3. 神奈川県 3,804.9人/km²
  4. 埼玉県 1,940.2人/km²
  5. 愛知県 1,444.6人/km²
  6. 千葉県 1,224.4人/km²
  7. 福岡県 1,018.0人/km²

 

 

福岡県が1,018.0人/km²で、1,000人/km²を少し上回っています。

一方、8位の沖縄県は650.3人/km²。

 

今回のデータでは、1,000人/km²以上となったのはこの7都府県でした。

 

人口が多い都道府県=人口密度が高い、ではない

 

人口密度を見ていて面白いのが、人口の多さと人口密度は必ずしも一致しないことです。

 

例えば北海道。

北海道の人口は、

 

4,996,492人

 

です。

 

47都道府県の中でも人口の多い都道府県ですが、人口密度は47位。

その理由は、北海道の面積が非常に広いからです。

 

北海道の面積は、

 

83,422.22km²

 

あります。

 

つまり、

 

人口が多くても、面積がそれ以上に広ければ人口密度は低くなる

 

ということです。

 

人口ランキングだけでは分からない違いが、人口密度を見ることで見えてきます。

 

福岡県と北海道、人口はほぼ同じなのに人口密度は約17倍

 

もうひとつ、比較してみたいのが福岡県と北海道です。

 

2026年1月1日時点の人口は、

 

・福岡県:5,076,856人

・北海道:4,996,492人

 

でした。

 

人口差は80,364人です。

 

どちらも約500万人で、近い人口規模だと言えます。

 

ところが、面積を見ると大きな違いがあります。

 

・福岡県:4,987.24km²

・北海道:83,422.22km²

 

北海道は福岡県の約16.7倍の面積があります。

 

その結果、人口密度は、

 

・福岡県:1,018.0人/km²

・北海道:59.9人/km²

 

となりました。

 

つまり、

 

福岡県の人口密度は北海道の約17倍

 

です。

 

 

人口がほぼ同じでも、面積が大きく違えば、人口密度はこれほど変わります。

 

人口密度ランキングから分かること

 

今回、47都道府県の人口密度を計算してみると、かなり大きな差があることが分かりました。

 

最も高い東京都は6,399.1人/km²。

最も低い北海道は59.9人/km²。

 

その差は約107倍です。

 

また、人口密度が1,000人/km²以上だったのは47都道府県のうち7都府県でした。

一方で、人口が約500万人ある北海道は人口密度では47位。

 

このことからも、人口密度を見るときには、人口だけでなく面積もセットで考えることが重要だと分かります。

 

まとめ

 

今回は、2026年1月1日時点の都道府県別人口と、2026年4月1日時点の面積から、47都道府県の人口密度を計算しました。

結果をまとめると、

 

  • 人口密度1位は東京都
  • 人口密度47位は北海道
  • 東京都は北海道の約107倍
  • 人口密度1,000人/km²以上は7都府県
  • 福岡県と北海道は人口が約500万人で近い
  • それでも人口密度は福岡県が北海道の約17倍
  • 人口密度は「人口」だけでなく「面積」によっても大きく変わる

 

という結果になりました。

 

同じ日本でも、人口と面積の組み合わせによって、これほど違いが出てきます。

人口ランキングだけでは分からない都道府県の特徴を知る方法として、人口密度で比べてみるのも面白いですね。

 

動画でも見てみる

今回の分析の一部を、短い動画にまとめました。

 

 

使用したデータ

 

人口

 

総務省

「令和8年1月1日住民基本台帳人口・世帯数、令和7年(1月1日から同年12月31日まで)人口動態(都道府県別)(総計)」

令和8年(2026年)1月1日現在の都道府県別人口を使用しています。

 

面積

 

国土交通省 国土地理院

「令和8年 全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点)」

令和8年(2026年)4月1日時点の都道府県別面積を使用しています。

国土地理院の資料では、都道府県別面積はkm²単位で示されています。

 

計算方法

 

人口密度 = 人口 ÷ 面積

 

※人口は2026年1月1日現在、面積は2026年4月1日時点のデータを使用しているため、基準日は異なります。

※人口密度は、上記の公表データをもとに計算しています。

※人口密度は小数第2位を四捨五入して、小数第1位まで表示しています。